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Friends interview~結成秘話&DemoCDリリースについて~#1


初めまして東京で活動中のバンドcakessです。
バンドのことをより知って貰う為にブログを始めます。

始めるにあたって普通のブログでは面白くないなと思い、
ちょうど同じ時期に上京してきた大学の友達にインタビューをしてもらいました。

気の置けない友達との気の置けない雰囲気も
楽しんでもらえたら

vo犬居


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2018年9月に東京で活動を開始させたcakess。
今回のインタビューでは3人の活動開始に至るまでの道のりを始め、
2018/10/5リリースのDemo音源やメンバーの関係性まで語ってもらった。



「その頃僕はほぼ全ての周りのバンドマン見下していて笑」-犬居

-まず三人はどうやって出会ったんですか?

犬居(vo/gt):僕は元々神戸でバンドをやっててライブハウスでうえ(gt)を見つけたんですよね。
「こんなギター弾いてる人見たことない」ってことで一緒にバンドをやろうとスカウトをしました。
でも断られて(笑)。
で、もう一度自分が音楽をやるコンセプトをちゃんと伝えて誘ったらOKしてくれました。





-初めから紆余曲折あったんですね。笑 どんなコンセプトだったんですか?

:ap bankって知ってますか?
簡単にいうと音楽活動の収益を自然保護の為に使う非営利組織なんですが、
毎年ap bank fesって言う音楽イベントをやっていて、その収益が資金になるんですよね。

お客さんに喜んで貰って、しかもその収益は自然の為に役立っている。
winwinwinの関係ですごいと思っていて、
最終的にはその活動をしたいなと思って音楽を始めました…


うえすみか(gt):私はそのころ高校の友達とバンドやっててそのバンドやるか、環境の為の仕事をするか迷ってたんですよね。
その時バンドは何かの為にやりたいってわけじゃなく、自分が楽しいからやりたいってやってたんですけど、
そこで何かの為にやることとバンドやることが結びついたというか。
そこまで考えている同い年がいるんだってことで考え直しました。





-音楽だけじゃなくて、コンセプトで繋がったっていうのもあるんですね。
じゃあmoriくんとの出会いは?

mori yasuyuki(ba):自分は大阪でバンドをやってて、自主企画ライブに犬居くんのバンドを誘ったのがきっかけですね。


-お互いの印象はどんなだったんですか?

:その頃僕はほぼ全ての周りのバンドマン見下していて(笑)
、特に何も感じていませんでしたね(笑)



-見下してたの?笑

:そう!笑 ほぼ無差別に。見下していたというか「俺が一番だ!」ってすごい頑なに思ってましたね。笑

うえ:なるほどね笑

mori:すごいアーティスティックな人なんだなってのが犬居くんへの第一印象っすかね。

:それは変人ってこと?笑

mori:まぁ、変人であれ、とも思ってるね(笑) 音楽家なんて(笑)


-そんな尖った犬居くんがmoriくんとやることになったきっかけは?

:1年前くらいにmoriくんとスタジオ入る機会があって、その頃には僕もいい加減ちょっとは丸くなってて笑
人間として「moriくんは自分に足りないものを持っている人だな」ってことを見つけ出してバンド誘いました。




-moriくんは加入をどういう理由で決めたの?

mori:あんまなんも考えてなかったですね。なんか面白そうだなって感じですね。
上京の話も浮上していたので、考える時間もほどんどなかったような気がします。



「みんなが良いって言うけど、誰にも似てない音楽を作ろうというのがまずあって」-犬居


-今回リリースのDemo音源について教えてください。

:始動に伴い簡易的でもいいから音源出そうってことでリリースしました。
レックも8時間で2曲をREC.MIX.MASTERRINGという過密スケジュールだったんですが、
エンジニアがくるりやスネオヘアーの音源を録っていた方でその人のお蔭もあって予定内に完パケできました。
自分の中でスムーズに納得できて終わったレックって少なくて、自分自身のレベルアップも感じました。



-簡易的ではあるが自信作ってことですね。

mori:曲のギミックは凝ってはないんですけど、メロディーであったりの素材の部分がしっかりしていたんで、
シンプルでも納得できたのかも。



:シンプルな構成でギターや他の楽器も重ねないアレンジをとりました。
サポートdrあわせて楽器4つと各々の声だけなので、生っぽいグルーブを感じて貰えたらいいかなって思います。



-RECを終えて、音源が出来上がったわけですが、改めて自分たちで聴いてみてどんな感想を持ちましたか?

mori:このバンドでは犬居くんの歌やギターのグルーブ感が中心にあるんですが、
その中でも大きな比率でメンバー各々のグルーブやニュアンスを出せていたので、
いわゆる「バンドです」って言うニュアンスで発信できたかなって思います。

:アレンジ面で難しいことはしていないけど、各々の音やリズムに個性が出ていたと思います。
音色だったりリズムっていうプリミティブな要素で個性を持てていることは1つバンドの強みかなって思いました。



うえ:曲の中に極端に派手な1フレーズや局所があってそれを目立たせる、
というよりかは曲の持つムードをみんな大切にしようとしていたのかな、と感じました。

クセの強いリフとかパワーワードがまずドンとあって、それを中心に組み立てているではなくて、曲全体として機能している…という。




-始動ということで、今後の目標はなんですか?

:cakessを始めるにあたっては海外ツアーできるバンドにしたいなと思って、曲を作り始めました。
自分は音楽を作る時に「みんなが良いって言うけど、誰にも似てない音楽を作ろう」というのがまずあって、
でもそれが届きづらい時代なのかなとも思います。
どこにも属さない音楽性は検索でもヒットしずらかったりするんですけども、
自分とバンドと応援してくれる人のセンスを信じて進んでいけたらいいなと思います。
ひとまず1年後にワンマンをソールドするのが目標です。



-デモ音源をリリースし自分たちの音楽性の核を再認識することができたと語るcakess。
今後の活躍を僕もまた友達としてファンとして注目していきたい。




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